社労士を選ぶポイント

<「代行」と「代理」>

社会保険労務士にご依頼される際にポイントとなるのは、「代行」と「代理」です。まずはこの二つの違いからご説明します。

請求の代行:
申請等の書類を請求者に代わって提出するだけで、請求者の意思を国にそのまま伝えるだけの使者に過ぎず、問われる責任は重くない(日本年金機構への説明、質問回答、提出書類に必な補正等)。

請求の代理:
請求そのものについて、本人の行う意思表示を本人に代わって行う責任のあるもの(申請等、審査請求、異議申立及び調査もしくは処分に関する主張または陳述等の行為)。

障害年金は制度がかなり複雑なので、単なる「代行」では、不十分なケースが多く見受けられます。たくさんの社会保険労務士から誰を選ぶかの基準として、請求の「代理」として対応してくれるかは大きなポイントです。


<業務内容と人柄>

社会保険労務士に求められる仕事は多々ありますが、次のような業務を行うことができるかは確認しておきましょう。


  • 日本年金機構や厚生労働省の内部文書を開示請求して入手できる
  • 初診日が不明な場合、調査を行い初診日を見つけることができる
  • 必要に応じて、医学論文を調べる
  • 必要に応じて、カルテ開示を行う


さらに、人柄も大切です。


  • あなたの立場になってお医者さんに診断書作成の助言をしてくれる
  • 納得いくまで、申立書を何度も書き直してくれる
  • 決定に不服があれば、追加費用なし(または低額な費用)で審査請求を行ってくれる


あなたの人生にとって大切な申請ですから、良心的で、親身になって対応してくれる社会保険労務士を選びましょう。


 

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