代謝疾患は、糖代謝、脂質代謝、蛋白代謝、尿酸代謝、その他の代謝の異常に分けられますが、障害認定の対象となる代謝疾患による障害は糖尿病が圧倒的に多いため、糖尿病についてご案内します。
糖尿病(代謝疾患)による障害の程度は、合併症の有無及びその程度、代謝のコントロール状態、治療および症状の経過、具体的な日常生活状況等を十分考慮し、総合的に認定されます。なお、血糖が治療、一般生活状態の規制等によりコントロールされている場合には、認定の対象となりません。
糖尿病(代謝疾患)の障害認定基準 |
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1級 |
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2級 |
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3級 |
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糖尿病の障害は、次のような合併症の程度により認定されるため、詳しくはご相談ください。
高血圧症とは、おおむね降圧薬非服用下で最大血圧が140mmHg以上、最少血圧が90mmHg以上のものをいいます。
高血圧症による障害の程度は、自覚症状、他覚症状、一般状態、血圧検査、血圧以外の心血管症の危険因子、脳、心臓および腎臓における高血圧性臓器障害ならびに心血管症の合併の有無およびその程度、眼底所見、原因(本態性または二次性)、治療および症状の経過、具体的な日常生活状況等を十分考慮し、総合的に認定されます。なお、単に高血圧のみでは認定の対象となりません。
高血圧症の障害認定基準 |
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1級 |
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2級 |
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3級 |
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高血圧症の障害は、次のような合併症の程度により認定されるため、詳しくはご相談ください。